横Ｇの掛かるヘアピンのような右旋回のカーブでＣＰ付近でアクセルを開けた時に、一瞬の息継ぎ
（失速するような感じ）が発生しその直後に加速が開始される。

左旋回のカーブでは症状は軽く気にならない。その他直線での加減速やフケは特に問題なし。

通常の街乗りやツーリング程度の走り方では現象は出ないのですが、ワインディングで攻めている時は、
そのほんの一瞬の出来事がとても辛く感じられます。　症状が最も著しく現れるのは筑波２０００の１コー
ナーと最終コーナーの出口付近で顕著な症状が現れます。

デロルトキャブはウェーバーと似た構造を持っていて油面の傾きが起こりにくいキャブであることから、
ソレックスでよく起こる現象とは違う気がします。　よってウェーバーやＯＥＲキャブに交換するメリットは
なさそうであると考えます。　おまけにデロルトのボディ重量はウェーバーと比較するとデロルトの方が軽量
に作られているのでちょっともったいないです。

インジェクションにしてしまう手もありますが、費用が掛かり過ぎなのでそれは検討除外とします。

タンク内のガソリンの傾きによりポンプが吸出せなくなったのでは、という見方もありますが、現象が出るのは
右カーブでポンプがあるのは左タンク側なのでこの可能性はないと考えます。

また通常走行は問題ないのでフューエルポンプには、異常は無いと思われます。

以上のことをまとめ推測すると。。。

１．油面が低過ぎるため、フロート内のガソリンの傾きにより吸出しにくくなりガス欠状態となる。
２．油面が高過ぎるため、フロート内のガソリンの傾きによりエアジェットからガソリンが進入しカブった状態になる。